歴女がゆく!

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  • 出石の緑 vol.1 加藤弘之の生家へ

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    新緑が気持ちいいです!

    山々が様々な緑に色づくこの季節は、私の大好きな季節です!

    暖かい陽気に誘われて、東京大学の初代学長を務めた加藤弘之の生家を訪ねてきました。

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    我が母校、出石高校と道路を挟んですぐ向かいにあります。

    でも実は...

    初めて訪れたんです...

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    加藤弘之は1836年、出石藩士の長男として生まれ、幼い頃は藩校弘道館(現弘道小学校)に学び、後に佐久間象山の元で学問を学びました。

    なんと、川崎尚之助も同じ年に生まれているんです。そして、江戸へ出た二人...

    今後二人の接点を証明するものが出て来ないかなーと思っております。

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    木々に囲まれてひっそりとした佇まい。

    広々としたお庭からすると、ややこじんまりとしたお宅です。

    屋根、外観等は改修されていますが、敷地と建物は当時のままで、

    豊岡市の文化財に指定されているそうです。

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    派手さはありませんが、清楚で趣のある室内。

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    床の間には加藤弘之の書が飾られています。

    末裔の方が出石に寄贈されたものだそうです。

    江戸で貧しさと戦いながら勉学に励んだ加藤弘之は、両親や兄弟を亡くし、天涯孤独の身となったそうです。

    華々しい功績の数々を残した人生に、どれほどの努力や苦労を重ねられたのか想像もつきませんが、その凛とした文字から、人柄が伝わってくるような気がしました。

    ●加藤弘之生家

    豊岡市出石町下谷10番地の1

    日曜・祝日のみ開館

    入館無料

    2013.5.11

  • 出石の緑 vol.2 だるまに会いに

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    本日も好天なり!

    新緑を楽しみつつ、久しぶりに川崎尚之助の菩提寺、願成寺を訪れました。

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    まずは向かいに建っている尚之助さんの碑に手を合わせ...

    ん?

    こ、これは...

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    碑の下にお線香をあげられる場所ができているではないですか!

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    八重の桜オリジナルのお線香まで...へえ、さくらの香りが...

    お線香をあげて手を合わせた後、お賽銭を入れると、不思議な音色が返ってきました。

    どうやらお賽銭箱の中に仕掛けがあるようです。

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    願成寺は、大永5年(1525)に創建された刹。

    1570年代に此隅山(豊岡市出石町宮内)から移設されたそうです。

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    その長い歴史を刻む山門は、豊岡市指定文化財に登録されています。

    ここは私にとってポスター撮影をした思い出深い場所。

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    先代のご住職をモデルに彫られたというこのだるまと見つめ合う(にらみ合う...?)シーンを撮影しました。

    最近、観光客の中に、ポスターと同じ構図で写真を撮って行かれる方がおられるとか。

    そんな噂を耳にして、とってもうれしい気分です!

    実は、願成寺には山門の前以外にも数体のだるまが置かれているんです。

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    鐘撞き堂にも。

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    表情豊かで、なんだか今にも動き出しそう。

    ご住職にお会いし、本堂の中のだるまも見せていただけることに!

    っとと!

    今回はここまで。

    次回、本堂のだるまとご住職のお話をご紹介いたします☆



    「日新館」館長が川崎尚之助と会津教育を語る!!

    来る6月1日(土)、出石永楽館にて、會津藩校「日新館」館長の宗像精(むなかたただし)氏の講演会が開かれます。

    川崎尚之助の会津での活躍や日新館教育についてなど、どなたでも参加できますので、ぜひ足をお運びください。

    詳しくはこちら

    2013.5.18

  • 出石の緑 vol.3 尚之助の菩提寺

    願成寺の本堂へ上がらせていただきました。

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    大きなだるまと小さなだるまがにらみ合い。

    衣の細部まで丁寧に彫られていて、躍動感が伝わってきます。

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    こちらは但東町の方が彫られた布袋(ほてい)さん。

    思わず笑みがこぼれます。

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    案内してくださった第22代ご住職の濟(わたる)大涼さん。

    現在、川崎尚之助の墓石は残っていませんが、貴重な写真を見せていただきました。

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    指の先にあるのが、かつて願成寺にあった尚之助のお墓。

    3名の戒名の最後に、尚之助の戒名が刻まれていたそうです。

    この写真は、昭和44年に川崎家の墓地供養が行われた際に撮影されたもので、最近、尚之助の遠戚にあたる方が願成寺に寄贈してくださったそうです。

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    お墓がなくなる前にこうした供養の会が開かれて、写真が残されていて、ここにあるというのが、奇跡のようです。

    "縁"だなぁとつくづく思いました。

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    最後にお庭を見せていただきました。

    こちらの池は、なんと沢庵和尚の作庭だそうです!

    「尚之助さんも、幼い頃に家族とこの庭を訪れたかもしれませんね」とご住職。

    ほんとうに。

    なんだかタイムスリップしたような不思議な感覚にとらわれるお庭でした。

    2013.5.25